個性的な絵本
最後はいろいろな工夫がこらされた個性的な絵本です。絵本として読む前に、まずは触ったり舐めたりして、赤ちゃんはその感触を確かめようとするものです。薄い紙では食べちゃったりして心配ですが、舐めても大丈夫なボードブック、布製の絵本ならその点は大丈夫です。
「じゃあじゃあびりびり」まついのりこ著は、赤ちゃんが舐めても全然大丈夫な分厚いボードブックです。内容は、赤ちゃんが大好きな、擬音語のくり返しでいっぱいです。単純な絵なので目にも入りやすく、リズムに乗って読めます。赤ちゃんは、言葉自体が持っている響きやリズムを楽しめる耳を持っているとされています。そんな赤ちゃんの興味を存分に満たしてあげられます。
「はらぺこあおむし・どこでもソフトブック」エリックカール著は、「はらぺこあおむし」のしかけ絵本で、やわらかい布製です。触って遊べるソフトブックということで、絵本そのままのカラフルなデザインですが、それが生地で作られています。めくる、つまむなど遊びながら指先の運動能力を育てます。触った時の感触も、つるつる、ふわふわ、かさかさ、といろいろな触感で、赤ちゃんの指先の感覚の発育を促します。ベビーカーに着けるおもちゃ、お出かけ用のおもちゃとしても最適でしょう。
他にも音の出る絵本「脳科学からうまれたにぎにぎえほん」岡田浩之著なども、赤ちゃんの脳を刺激し育む知育絵本としてお勧めです。出産祝いにオススメの絵本はこのようにいろいろありますが、きっと喜んでもらえると思いますよ。